地域の皆様に生活に寄り添う温かい医療をお届けします
- 松本クリニックの理念
- 患者さんとそのご家族の 「生活に寄り添う温かい医療」を提供します
- 予防医学から人生の最期まで、安心して
住み慣れた地域で暮らせるよう、
「信頼されるかかりつけ医」を目指します - 自己研鑽と人材育成に努め、チームワークによる 質の高い医療を実践します
- 地域医療機関や他職種と、きめ細かい 連携をはかります
- 社会ニーズに柔軟に対応し、医療を通して 社会に貢献します
在宅診療のご案内
ご自宅に居ながら病院と同じような療養生活と安心を
サポートいたします
患者様が住み馴れた地域やご自宅に居ながら病院や外来と同じような療養生活を送っていただくことをサポートする在宅診療を行っております。在宅診療には医師が定期的に診療にうかがう「訪問診療」と急に具合が悪くなった時に応じる「往診」があります。通院が困難な方のご自宅に医 師が定期的に訪問診療にうかがい、体調が悪化した時に往診を組み合わせ、24時間365日ご自宅での療養生活をサポートします。
もちろん患者様だけでなくご家族の方へのサポートや不安の解消などもお任せください。また他の医療機関や施設と連携し、様々な病状にも対応いたします。
往診・訪問の頻度について
初回の訪問時に定期的な訪問スケジュールを決定しますが、おおむね月2回のケースが多いです。お身体の状態が安定している場合は、月1回の訪問に留めることも可能ですし、ご状態が悪化したときは毎週の訪問に増やしたり、適宜調整をいたします。
医療関係者の方へ
在宅医療のご依頼について
いつも当院の在宅医療へのご理解とご協力を賜りありがとうございます。
在宅医療を希望する患者様をかかりつけご紹介いただける場合は、まずは松本クリニック(TEL:072-970-6421)にご連絡ください。
担当スタッフは、患者様の簡単な病歴やご情報をお聞きし、院長が受け入れ可能な患者様か判断し、お返事いたします。
入院中、またはかかりつけ医からのご紹介の場合、まず診療情報提供書を松本クリニック(FAX:072-970-6422)にご送信頂けたらスムーズにお話できます。
診療情報提供書の原本は郵送あるいは、初診時に患者様経由でお渡しください。
入院前カンファレンスについて
入院中の患者様で、退院前カンファレンスが必要と判断された場合は、担当のクリニック看護師(必要時、訪問看護ステーションやケアマネも)参加させて頂き、安心して在宅医療につなげるように努めます。
当クリニックの在宅診療の特徴
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在宅緩和ケア
がんの症状に対する苦痛(痛み・呼吸苦・むくみなど)や不安などの軽減のサポートを行い、かけがえのない人生の残された時間を、住み慣れた環境でご家族と有意義に過ごせるようにお手伝いいたします。
その為には、医師だけではなく介護、看護、ケアマネ、ショートなど多職種の連携がとても大切です。(詳しくは「チームによる在宅医療サポート」をご参照ください。)
※在宅緩和ケアとは
生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、痛みやその他の身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題を早期に発見し、的確なアセスメントと対処(治療・処置)を行うことによって、苦しみを予防し、和らげること、クオリティ・オブ・ライフを改善するアプローチである。
(WHOの緩和ケアの定義 2002年引用) -
在宅看取り件数は八尾市トップクラス
在宅で安心して穏やかに看取るということは、非常に高いレベルの 緩和ケアを必要とします。当クリニックは年間110名前後を在宅で看取っています。
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患者様のニーズに応じた
質の高い医療を提供患者とそのご家族の心に寄り添い、質の高い温かい医療を提供いたします。 医療ニーズの高い患者さんも、安心して在宅療養できるようサポートいたします。
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24時間365日対応
在宅診療を受けていただいている患者さんの、状態が急変した場合や、 在宅でのお看取りなど、夜間・休日を問わず、必要に応じて往診いたします。 <注>在宅診療は契約が必要です。往診のみの対応は行なっていません。
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訪問看護ステーションを併設
医療ニーズの高い方をサポートするために、24時間365日対応する、 「こもれび訪問看護ステーション」を併設しています。 松本クリニックに併設しているため、訪問看護師・訪問リハビリが、綿密な連携で対応することが可能になっています。
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介護サービスも総合的にサポート
在宅で療養するために必要な介護サービスの「こもれびケアプランセンター」と「こもれびヘルパーステーション(休止中)」がグループ内に併設しています。 医療だけでなく、介護でお困りのことも、気軽にご相談ください。介護全般をサポートします。
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介護疲れ・介護困難のご家族をサポート
クリニック併設の看護小規模多機能型居宅介護「ナーシングホームこもれび」があります。 「ナーシングホームこもれび」は、「訪問看護・リハビリ」「訪問介護」 「通い」「泊り」の4つのサービスを、柔軟に組み合わせて利用することができる複合型サービスです。 急な、「泊り」や、夜間の訪問看護にも対応できるため、患者さんとご家族にとって安心です。
<注>ご利用には一定の条件があります。詳しくは「ナーシングホームこもれび」にお問い合わせください。 -
他の医療機関との連携を積極的に推進
専門機関での精査加療が必要と判断した場合は、ご本人、ご家族の希望により、 専門病院を紹介いたします。また、訪問看護ステーションや、薬局、ケアマネージャー、 他の介護施設とも積極的に連携しています。
在宅診療の対象患者さん
- 病院や医療機関への通院が
難しい方 - 退院後にご自宅で
療養されている方 - がん末期などでご家族と
一緒に
自宅療養したい方 - 在宅緩和ケアを
ご希望されている方 - 高齢者福祉施設に
入居されている方
※連携している「有料老人ホーム」「特別養護老人ホーム」などが含まれます。詳しくはお問い合わせください。
◎在宅医療での緩和ケアが困難になった場合などに備え、緩和ケア病棟への申し込みやご調整も適宜行っております。不安のある方は、ご遠慮なく職員にお声かけください。
(緩和ケア病棟をご希望される場合は、待機期間が長いため、早めのご相談をお勧めしています)
在宅診療で対応できる疾患
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各種末期がんの緩和ケア
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神経難病
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脳卒中後遺症
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慢性呼吸不全・慢性心不全
・腎不全の末期 -
認知症
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老衰
全ての癌末期患者 (骨髄異形成症候群の末期も含む) の在宅緩和ケアと神経難病疾患の在宅診 療が得意分野ですが、 老衰、認知症 、各種慢性疾患 (慢性心不全 慢性呼吸不全 慢性腎不全 脳卒中後遺症など) また、生活習慣病(高血圧症、脂質異常症、糖尿病 (インスリン導入も可 能) 高尿酸血症など) 更に褥瘡 (必要なら外科的debrisも可能) など、ほぼ全ての疾患に対応可能。
在宅看取り件数の実績
2019年 | 76件 |
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2020年 | 71件 |
2021年 | 102件 |
2022年 | 109件 |
可能な管理や処置
●オピオイド(PCAポンプも含めて全ての投与方法に対応)を用いた疼痛管理
●人工呼吸器管理及びび気管カニューレ交換
●在宅酸素管理
●CPAPの管理
●中心静脈栄養カテーテル管理 (在宅でPICC留置・IVH留置も可能です)
●胃瘻
●腸瘻
●食道瘻の経管栄養管理及び胃瘻の交換
●人工肛門管理
●尿道カテーテルの交換及び管理
●腎瘻
●膀胱瘻の管理及び交換
●胸腔・腹腔穿刺及び胸腔・腹腔ドレーン管理
●胆道ドレーンの管理
●各種自己皮下注射管理及び皮下注射(インスリンやエリスロポエチン、G-CSFなど)
●痙縮に対して在宅でのボツリヌス療法(当グループの訪問リハと連携)
●在宅での各種エコー検査
●在宅での濃厚赤血球輸血
●血小板輸血(血小板に関しては要相談)
●在宅でのヒアルロン酸関節内注射
●抜鈎及び抜糸
●褥瘡
●潰瘍の処置。
●外科的debrisも可能です。
医師構成
常勤医師 1人(専門:在宅緩和ケア、 消化器外科 1人)
非常勤医師 4人(専門:麻酔科 ペイン科 1人 内科、放射線科 1人 脳神経内科 2人 消化器外科 5人)
訪問診療費について
加入されている健康保険の種類、訪問診療及び往診回数、診療内容、所得等により金額が異なります。
例として、後期高齢医療保険の1割負担の方で、月2回の訪問診療のみであったときの一ヵ月の自己負担は約8000円となります。
※1 この費用に、往診・点滴・注射・検査・介護保険費用・お薬代などは含まれません。(往診・点滴・注射・検査の費用はその都度、加算されます)
70歳未満の方 | 上限額 | 多数回該当 ※2 |
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所得区分 ア | 252,600円 | 140,100円 |
所得区分 イ | 167,400円 | 93,000円 |
所得区分 ウ | 80,100円 | 44,400円 |
所得区分 エ | 57,600円 | 44,400円 |
所得区分 オ | 35,400円 | 24,600円 |
70歳以上の方 | 上限額 | 多数回該当 ※2 |
適用区分 Ⅲ | 252,600円 | 140,100円 |
適用区分 Ⅱ | 167,400円 ※1 | 93,000円 |
適用区分 Ⅰ | 80,100円 ※1 | 44,400円 |
所得一般 Ⅱ(2割) | 18,000円 ※3 | |
所得一般 | 18,000円 | |
所得区分 Ⅰ・Ⅱの方 | 8,000円 | |
一部助成のある方 | 1回500円まで |
※1 70歳以上の方で、区分Ⅰ・Ⅱの方は「限度額適用認定証」の申請で、後日の償還を待たずに上限額迄のお支払いとなります。
※2 過去12カ月の内、3ヶ月以上上限額を超える医療費がかかった場合、4カ月目より上限額が引き下げられます。
※3 令和4年10月1日より新設 配慮措置あり(令和7年9月30日まで)
※ 診療費は、当月の月末に締め切り、翌月に請求書を発行させて頂きます。お支払いは原則口座振替でお願いしております。
訪問診療の流れについて
- 先ずはお電話ください
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電話番号:072-970-6421
受付時間:9時~17時
※患者さん、ご家族、医療機関、ケアマネさんなど
- ヒアリング
- 担当スタッフが、患者さんのご病状や療養状況、介護度などお聞きいたします。
かかりつけ医がある場合、当クリニック宛の紹介状を依頼する場合がございます。
ご入院中の方で必要な場合は、退院前カンファレンスを行います。
- 初回訪問日決定
- 初回訪問日を相談した上で決定いたします。
※必要時、ご家族や担当ケアマネジャーや訪問看護に連絡します
- 初回訪問
- ご自宅にうかがいます。
健康保険証、介護保険証、各種受給者証、
身体障害者手帳、上限額認定証など
お持ちの場合はご用意下さい。
チームによる在宅療養サポート
在宅療養生活では、ご家族のサポートやヘルパーさんなどの介護があり成り立っています。24時間介護をするというのは、ご家族の負担も大きく介護者の方の生活にも影響を与えます。
長い療養生活による介護疲れの方、退院からご自宅にすぐに退院するのは不安な方、最期の看取りを病院ではなく自宅に近い環境で探している方、そのような方のために当グループにはクリニック併設の看護小規模多機能施設「ナーシングホームこもれび」があります。
「訪問看護、リハビリ」「訪問介護」「通い」「泊り」のサービスを受ける事ができます。急なお泊りが必要な時など、ご家族も安心です。
◎詳しくは、「こもれび訪問看護ステーション」「ナーシングホームこもれび」にお問い合わせください。
ご家族が介護しやすい環境を整えるため、介護ベッドや手すりの設置などお手伝いする為に、担当ケアマネージャーにご相談ください。
当グループには「こもれびケアプランター」があります。
◎詳しくは、「こもれびケアプランセンター」にお問い合わせください。
在宅医療をご検討中のご家族へ
在宅医療は住み慣れた自宅で療養できる良さもありますが、ご家族様の負担も大きく、一人で抱え込まないことが大切です。お困りのことや、どのようなサポートをご希望されているか等、遠慮なくご相談ください。
現在ご入院中の方へ
入院先の退院支援を担当されている地域連携室(相談員、ソーシャルワーカー)ご相談してください。
地域連携室の担当者から、ご紹介頂くことで、連携がスムーズになります。
ご自宅で療養中の方へ
かかりつけ医の医師や担当ケアマネージャー(介護認定申請済の方)などおられる場合はご相談の上、当院(072-970-6421)にご連絡くださるとスムーズです。
※詳しい訪問診療の流れについては、「在宅診療のご案内」をご参照下さい。
【介護保険の手続きはお済でしょうか?】
介護保険制度をご利用するためには、行政の窓口へ申請をして要介護認定を受ける必要があります。
介護保険をご利用できる対象
・介護保険料を納めている65歳以上の方
・特定疾患をお持ちの40~64歳の方
松本クリニック看護部より
住み慣れた八尾の地域で「患者さんとその家族に寄り添う」という理念のもとに、外来から在宅医療、看取りの看護に携わらせていただけることに、やりがいと誇りを感じています。
在宅での療養生活は、病院と違い患者様が主役であり、患者様がその人らしく納得される生活を送り、誰もが通る人生の最終段階を安らかに迎えることができるようサポートしたいと私たちは考えています。
在宅看護は、まさに看護の集大成と感じており、さまざまな経験を通して日々多くのことを患者さんやご家族から学ばせていただいています。
特に在宅生活は、医療だけでなく介護、看護、リハビリ、ケアマネージャー、ショート、包括も含めて成り立っています。患者さんがその人らしく満足して生活できるように、多職種の連携がとても大切であり、松本グループ内でも、毎朝のカンファレンスでは必要な情報を共有し、患者さんとご家族の要望に添えるようチーム一丸となって取り組んでいます。
私たちは、病気や不安のある患者様やご家族と接することが多いので、私たちも気負わずそして長く続けられるように、スタッフ同士が助け合う雰囲気づくりに心がけています。また職場の中は明るくユーモアのある環境ですので、毎日を切り替えて前向きに働くことができていると思います。看護部だけでなく、グループ内のスタッフの仲の良さも強みだと思います。一人の患者さんとご家族の生活をより豊かにできるように、松本グループのチームワークをこれからも活かし、八尾の地域に貢献できるよう努めていきたいと願っています。
外来診療のご案内
お身体の不調はありませんか?
街のかかりつけ医としてご来院ください
松本クリニックでは、街のかかりつけ医として、数多くの患者様にご来院いただいております。【緩和ケア】【内科】【外科】【整形外科】や【リハビリテーション】をはじめとして、東洋医学の長所を生かした【漢方内科】を行っております。体調不良や思わぬケガ、生活習慣病など気になる方はお気軽にご相談ください。
外来診療のご案内
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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午前 (9:00〜12:30) |
〇 | ― | 〇 | 〇 | ― | 〇 | ― |
午後 (17:00〜19:00) |
△ | ― | △ | △ | ― | ― | ― |
【休診日】火曜日・金曜日・土曜日午後・日曜日・祝日
※午前の診療受付は12:00まで
※△午後の診療は完全予約制です。
※在宅医療は24時間365日対応しています
(詳細は事前にお問い合わせください)
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- 外来緩和ケア
- 大病院での治療が終わっているが、在宅医療を受けるほどでもない方のために外来緩和ケアを行っています。ただし、外来時間だけの対応になるため、安心して過ごして頂けるように24時間対応可能な「こもれび訪問看護ステーション」との組み合わせをお勧めします。
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- 内科
- 発熱、痛み(頭痛・胸痛・腹痛など)、咳、痰、息切れ、むくみ、かゆみ、倦怠感、ふらつき、不眠、下痢嘔吐、食欲不振などの疾患・症状を感じたときにはお気軽にご相談ください。また糖尿病、高血圧、高脂血症などの慢性疾患の長期管理も行います。
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- 外科・整形外科
- 一般外傷(すり傷・切り傷など)、組織の損傷、巻き爪、やけどなどの治療を行います。整形外科では腰痛・肩こり・五十肩・膝の痛み・手足のしびれ・腱鞘炎など骨や関節・筋肉の痛みなどのご相談を受けております。また、骨粗鬆症を予防するための骨密度測定や食生活に関する相談も行っており不意の骨折で将来寝たきりにならないよう患者さまとともに考えていきます。
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- リハビリテーション科
- リハビリテーション科では、内科・外科や整形外科など幅広い疾患の治療法を総合的に判断し、患者さまに合った機能訓練の内容を計画したり、訓練以外の治療プログラム、薬物治療、各種の検査、栄養管理、痛みの治療(神経ブロック)などを実施します。
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- 漢方内科
- 西洋医学では、外科治療、薬物治療、放射線治療などのアプローチが中心ですが、患者さまの「病状・体質・特徴」を重視し、そこに漢方薬の特徴を活かしてカラダのトラブルを緩和したり、助けたりする治療を行います。東洋医学と西洋医学のそれぞれの長所を活かした治療を合わせることにより、医療の幅が広がります。
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- 生活習慣病外来
- 糖尿病・高血圧症・高脂血症、高尿酸血症などの生活習慣病は日々の生活習慣の積み重ねが原因となっていることが多く、当クリニックでは、地域のかかりつけ医として、身近で受診しやすい自己管理の継続的な支援を行います。各患者さまの生活環境などを考慮し、ご自分でもできるような自己管理方法を相談いたします。
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- ハッピーエイジング(抗加齢医学)※自費診療
- ハッピーエイジングとは、「健康的に長生きすること」を目指した究極の予防医療です。加齢、栄養・運動不足、栄養過多、ストレスなどによって免疫細胞機能が低下し、動脈硬化や癌のような生活習慣病関連疾患が発症すると言われています。当医院では、このような病的な老化(劣化)を防ぐ予防・治療を進めることで、一人一人が最良の健康状態を保ち続けられるよう支援しています。
ハッピーエイジング・自由診療のご案内
ANK自己リンパ球免疫療法とは
ANK自己リンパ球免疫療法(通称、ANK免疫療法、ANK療法)は、患者さんご自身の体にある、がん細胞を攻撃する役割を担う免疫細胞であるナチュラルキラー細胞(NK細胞)を使う、免疫細胞療法もしくは、活性化自己リンパ球移入法等と呼ばれるがん免疫療法です。
ANK療法は全てのがんが治療対象です。乳がん、前立腺がん、肺がん、胃がん、大腸がん、食道がん、腎がん、膵がん、肝がんなどがんの部位を問いません。ATL(成人T細胞白血病)などの血液のがん、肉腫、あるいは悪性リンパ腫など、一般に「がん」と称される全てが治療対象となることが大きな特徴です。
ANK療法は、患者さんご自身の体にある免疫細胞であるナチュラルキラー細胞(NK細胞)を使った、がん免疫療法です。今まで難しいとされていたNK細胞の活性化と増殖の両方を実現。この培養技術を使った治療がANK療法です。
ANK自己リンパ球免疫療法
治療は、まず透析のような専用装置を用い患者様の血液5~8リットル相当を体外に循環させ、培養するリンパ球を体外に取り出します。血液の大部分はそのまま体内に戻しながら、血液中のリンパ球を分離して集めます。
採取されたリンパ球に一部含まれている「がん細胞を傷害する能力が圧倒的に高いナチュラルキラー細胞(NK細胞)」を活性化しながら、同時にNK細胞だけを選択的に増殖させます。その後、点滴で体内に戻します。
- 面談シートのご記入
- 面談シートをこちらからダウンロードし事前にご記入の上、
当院までFAXしてください。
FAX:072-970-6422
面談シートのダウンロードはこちら
- 医師との面談
- リンパ球を採取
- 患者様の血液から自己のリンパ球を採取
- NK細胞を培養
- 2~4週間かけてNK細胞を培養し、増殖・活性化させます
- 体内に戻す
- 点滴で、患者様の体内に戻します
本治療は保険外治療(自由診療)です。
料金表はこちら(PDF)(外部のサイトにリンクします)